オノマちゃん日記

劇作家オノマリコのブログです。たまに真面目なことも書きます。

読む見る借りる買う

・読んだ

ホテル・ニューハンプシャー」(下)ようやく読んだ。上巻から何ヶ月たっただろう。

フラニーと主人公のあのシーンがよかった。フラニーはやさしさがずんときた。あとはリリー。リリーはよくあんなきっつい状態で生きてきたなって。アメリカの小説だからこんなに家族が好きなのか、作者のアーヴィングが家族が大好きなのかはわからないけど、家族小説。

熊のスージーはかわいくないって設定だけど、映画ではロザンナ・アークエットなんだよな。それ、すごくいい。

あと、語り手だからしょうがないけど、主人公の名前が覚えられない。

話し変わるけど文中より。

フロイト「同性愛は病気ではない。”なおす”ところは何一つない。」

だれか、「登校拒否は病気ではない。”なおす”ところは何一つない。」って言ってやって。

 

・見た

鎌倉のたらば書房で森先生の「死を越えるもの」が置いてあった。しかも面で。

すっげー。たらば書房すっげー。

「いい本ですよね!」と店員さんに話しかけるところだった。

本当に噛み応えのあるいい本なので、みんなに読んでもらいたい。

死を超えるもの: 3・11以後の哲学の可能性

死を超えるもの: 3・11以後の哲学の可能性

 

 余計なことだけど、学報のあの方は哲学者じゃないと思った。残念だけど。

 

かずさんのおすすめで、韓国の映画「サニー 永遠の仲間たち」を見た。

高校生役の女の子たちがぜんぜん大人びてなくて悪ガキどもで、たいへんかわいい。

パンの奪い合いしたり、つかみ合いの喧嘩したり、酔って抱き合って泣いたりするんだぜー。かわいい!

ガールミーツガールもの好きだから、グループのリーダーと主人公の結びつきはもっと見たかった。あとシンナーの子はかわいそうだった。「追加の捜索依頼」って彼女のことかと思った。いい大人になれるといいんだけど。

日本のアイドルちゃんでこういう映画撮ってほしいなぁ。

・借りる

田中小実昌がバス好きという情報を得て一週間、ようやく図書館で予約。

ついでにいろいろ予約。

「スバらしきバス」は図書館にないから買うかなぁー。

ほんとうに企画が「名作選」になりそう。まだ猫バスもやりたいんだけど。

 

・買った

Oggiの11月号と「金井美恵子ベストエッセイ2」を買いました。