オノマちゃん日記

劇作家オノマリコのブログです。たまに真面目なことも書きます。

台本書いてます。

台本書いてます。

 

台本とか、戯曲とか、脚本とか様々な(三種か)呼び名がありますね。
まあそれを、書いています。

 

書き出したのは2年以上前。
そう書くと大作のようだけど、だらだらしていると言われると否定はできません。
や、時期を待っていたという事にしましょう。
今ようやく書けるようになった事柄がたくさんあります。

 

大きなことを言ってしまうと、
ワタシは未来に自分の戯曲が残ると信じています。
「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」を書いたとき
未来にいるだれか、私の戯曲を読んでくれているだれかに向かって、手を伸ばしているイメージがありました。
あの時、私は書きながら、「未来のあなた」とコミュニケーションしていたと思います。
そういうものが未来に残らないわけはない。
妄言のようですが。そう思います。


でもそのあと、未来っていうのがあるのかどうかわからなくなって
あったとしてもどういう形のものなのか、その未来に戯曲なんてものはあるのか、
どうも自信がなくなって。
そこから「書く」ことの対象は現世の「いまここ」にいる人たちになりました。
私の夢見る「未来」の人が生まれるように、現世の人たちとコミュニケーションをしたい。それが今の私の「書く」エネルギーです。
生きている人間を相手取った事が生身でも文章でもほとんどないので、へたくそかもしれません。「変な人」と思われるかもしれません。だけど、交流していただけると嬉しいのです。
そんなことを考えて戯曲の中にいます。


「奇跡の年 ANNUS MIRABILLIS」執筆中のオノマリコ