オノマちゃん日記

劇作家オノマリコのブログです。たまに真面目なことも書きます。

1月6日稽古メモ

ひらたまが風邪で休み。

風邪こわいなぁ。インフルエンザも。遠のけ、ウィルス。

 

ホシさんとミーティング。

その後、神奈川新聞の取材。

話すのはへたなので、時間をとってしまったのではとあせる。

つく研の話をしたら興味をもってもらえたけど、つく研って説明しにくい。。。

あと、今回あらすじがわかりやすいのに公表してなかったなぁ。

稽古は一場〜三場。その後、四場、六場。

そういや、一幕とか二幕とか、一場とか二場とかある本を書くの初めてかも。

昨日からずっと麻美ちゃんがいい。休み明けであがったなーと思う。

集客がまだまだこれからですよと俳優さんたちに話す。

話したらみんな一斉にSNSにあげてくれておもしろかった。

 

カホンがなしになりそうなので、代わりの楽器をいくつか兄に借りる。

明日七草がゆじゃん。さあどうしようかな。

1月5日稽古メモ

1月5日稽古はじめ

風邪が治りきってなくてあせる。

台本修正ができあがってなくてあせる。

正月休み何してたんだよと思うが、ずっと風邪でした。

稽古が始まる前に、桐山さん・中西さんと眞野さんにご挨拶にいく。

KAAT2階には白井さんもいらっしゃったので合わせてご挨拶。

オノマはここにいていいんでしょうか。

 

出演者・スタッフがほぼ揃って稽古はじめ。

稽古はじめに眞野さんと白井さんが顔を出してくださって、正月ボケが飛ぶ。

稽古がいつもどおりゲームから始まって安心する。

ゲームの間に台本印刷へ。はやく!はやく!

台本に変更があるので声に出して呼んでもらう。

途中で置き道具が届く。思っていたよりカラフルでかわいいぞ。

置き道具があるまま、台本読みの続き。

うん。悪くない。メリハリきいてる。

 

何枚か写真を撮る。久しぶりだけど、出演者のみなさんとの心の距離感は近づいている気がする。公演が迫ってきたからかな。

美術の新しいプランにわくわくする。

その後スタッフさんと、仕込みの話。オノマとんちんかんな事を言って自己嫌悪。

中村さん、池上さんとカレーを食べて帰る。

あの店のカレーはおいしい。↓

MEAT HOUSE YOKOHAMA MarS (ミートハウス ヨコハマ マーズ) - 馬車道/バル・バール [食べログ]

11月4日台本リライト中

精華高校演劇部と行ってきた鹿児島総文終了しました。
「恋するヨウカイ」。ふざけたタイトルで、ふざけたところもある作品ですが、部員たちと大真面目に作りました。
彼らの練習場を舞台に、彼らの先輩たちの出来ごとを描いた、半分ノンフィクションです。
これからまだ上演の機会があるようなので、一回一回いい舞台になるよう祈っています。

鹿児島にいたときに顧問の先生から、
去年卒業した生徒で、現在連絡がとれなくなっている子がいると聞きました。
詳しいところは書きませんが、
彼らは卒業したってまだ未成年で、人生が他人にくじかれることがある。
腹立たしいけど、そういうことが本当にあるんだと知りました。

わたしは時々部活訪問しているだけのストレンジャーだから、
何もできないのですが、悔しかった。
いま高校生の子たちも、いまは楽しそうに過ごしているけど、一年後や二年後はどうなっているかわからない。
鹿児島にいる間は、せめて自分用に記録しておこうと、彼らの写真をパシャパシャ撮りました。
人生が彼らにとって楽しくても、厳しくても、それはどちらでもいいのですが、
せめて彼らが自分の手で押したものであってほしい、
いまは連絡が取れない子も、いつかそうできるチャンスがあってほしいと願っています。

そして、鹿児島遠征が終わって、オノマは現在、絶賛台本リライト中です。
「THE GAME OF POLYAMORY LIFE」。”ざ げーむ おぶ ぽりあもりーらいふ”と読みます。愛の話。
一度リーディング用に書いたものを見て、深海さんと話して方向性を何となく出して、そのあとは反省したり、ここ削るのもったいなーと思ったりしながら、ある山をめざして登っていってます。
共感は大事なことだけど、他者を安易に自分に寄せちゃならないと自制する日々。
あ、あと愛の話なので、近ごろ脳内がロマン派です。がんばっています。

今月後半は三回程顔出しのイベントに出ます。
珍しくトークとかたぶんします。
また詳細を書きますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

最近リアじゅう

忙しいのはダメだわ〜。
忙しいのは不健康だわ〜。

と歌いながら、生きています。オノマです。

あまりお友達がいないオノマですが、
今年は後藤浩明さんとご飯を食べる会、通称「後藤会」のおかげで、
江ノ島でサザエ食べたり、オノマ家でホームパーティーしたり、モスクワカヌさん家でお鍋したり、楽しいことに参加させていただいています。

あと夏には劇作家女子会で日光旅行もしました。
友だちと旅行なんて10年ぶりですよ。
温泉入って、浴衣着て、かき氷食べて、世にいうところの女子会旅行。

ほかにもちょこちょこお友達とおいしいパン食べたり、ジビエ料理食べたりしていて、なんじゃこれ。


あまり人とのいい距離感というやつがわからず、
基本的に人と過ごすのは気を使うからしんどい、1人やっほいなオノマの歴史上、
いまだいぶ人と遊んでいます。リア充なのかもしません。(といっても月一程度ですけどね。。)


だけど、人と話すことなどほとんどなくて、毎日本を読んで、軽食とって、短歌つくって、論文訳して、寝て。一週間に2度スーパーに行って、2000円分の食材買って。そうやって過ごしていたころが一番頭がきれていた気がします。毎日とても楽しかった。
もうあの場所にはもどれませんが、たまに振り返るとうらやましくなります。

8月14日・15日

オーディション開催しておりますよろしくお願いします!→ shuko


からの、昨日熱中症とまではいきませんが、体調があまりよくないのに外で活動してダウンしました。皆さまもお気をつけて。
普段運動してないから、あまり汗をかけず、熱が体内にこもるんですよね。
今日もまだ本調子でないので外に出るのはこわい。インドアですごします。

さて、さきほど市役所から、終戦記念日のアナウンスがながれました。
一分間黙祷。
戦争を体験した人がだんだんいなくなっていきますが、
すでに語られたことから想像すること、
語られなかったこと(戦争や抑留体験の沈黙)から想像すること、
未来に残されるわたしたちは、体験はしてなくても、そのどちらもできるから安心してねと去っていった人たちに伝えたいと思います。

死者をヘルシーにしたい。

まずの課題は自分の健康維持ですが。

2016年1月の新作お芝居のお知らせ

ひさしぶりに更新。

 

マグカル・シアター in KAAT

趣向「THE GAME OF POLYAMORY LIFE」

公演期間:2016年1月中旬

会場:KAAT 神奈川芸術劇場大スタジオ

 

戯曲:オノマリコ

演出:桐山知也

監修:深海菊絵

 

主催:マグカル・フェスティバル実行委員会

提携:KAAT 神奈川芸術劇場((公財)神奈川芸術文化財団)

企画製作:趣向

 

◆企画について

神奈川県立青少年センターで年間に実施している“マグカル・シアター”の中から一団体にKAAT神奈川芸術劇場での上演機会を提供する“マグカル・シアター in KAAT”。今年度は劇作家オノマリコのユニット“趣向”が選出されました。


趣向は今公演、演出家の桐山知也さんと、人類学者の深海菊絵さんをお招きして、「ポリアモリー(POLYAMORY)」に関する演劇づくりに挑戦します。

「ポリアモリー」とは、近年米国を中心に世界で展開している、同時に複数の人と合意のうえで愛の関係を築く生きかたのことです。

 

「わたしには恋人が複数いる」
「僕の妻には僕のほかに恋人がいる」
「わたしたち夫婦には共通のすてきな恋人がいる」

 だけどふつうに朝起きて、ごはんを食べて、着替えてトイレに行って、学校や会社や外の世界へ出かけていく。

 

今公演では、演出家の桐山さん、監修の深海さんの力をお借りして、「ポリアモリーの日常」を描きます。そして他者がどのように世界に触れているのか、それをいかに伝えることができるかという問いを、演劇でひろげていければと思います。

●公演詳細

【情報公開】趣向『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』 - 趣向

趣向HP http://www.shukou.org/shukou/nextstage.html

「THE GAME OF POLYAMORY LIFE」|KAAT 神奈川芸術劇場

 

***

随時更新していきます。
去年「つくりかた研究所」で「ポリアモリーの人生ゲーム」を作りましたが、
今回はそれの演劇版を目指しています。
パフォーマンス・エスノグラフィーではなく、他者の話を演じる「お芝居」にしてみる予定。

また、今回は"マグカル・シアター in KAAT"という、とてもすてきな挑戦の機会をいただきました。
神奈川県では、若手団体に上演の機会を与えるために、県立青少年センターの多目的プラザを月に数回無料貸し出ししています。
さらにその中から毎年一団体に、KAATで上演する機会が与えられます。
趣向は、2014年4月に『男子校にはいじめが少ない?』short versionをマグカルシアターの県庁公演で、11月に『男子校にはいじめが少ない?』リーディングを多目的プラザで上演したことから、今回選出されました。
(つまり今回の機会は男子校チームのおかげ。男子校キャスト・スタッフ。お手伝いの皆さま、ありがとうございます。)
(でもその後の2公演ももちろん審査の対象に入っていたと思います。)

神奈川は劇場が少ないですが、若手の才能を見ていてくれる人はそこかしこにいます。
20代・30代の劇作家、演出家、そのほか団体やユニットをお持ちの皆さま、
今年度や来年度のマグカルシアターにぜひ挑戦してくださいませ。

あと、青少年センターとその隣の音楽堂は、前川國男建築。かっこいいです。
隣同士そろった姿のうちに、お越しいただけるとうれしいです。

www.pref.kanagawa.jp

6月3日。遠征準備

もうすぐ遠方に行くのに、準備があまりできていません。オノマです。

明日は午前中にメール一件電話一件、
そのあとガプリヨツさんのお手伝い
そのあとスカイプ会議、原稿一件。
メール一件なんてたいしたことないとお思いかもしれませんが、オノマのへっぽこ事務能力ではメール一件が大ごとです。

それから遠征準備だー。
向こうで楽しく取材するために頑張ります。

近日連日で、日本のラジオ「カナリア」、
iakの横山さん作演で、斉藤まりえさんと日沼さくらさんのユニット、ガプリヨツの「人の気も知らないで」見てきました。ガプリヨツはゲネプロ拝見。
日本のラジオはやはり作家の屋代さんがセンスよくて素敵。上品でロマンチック。内容からケラMAPの「カメレオンズ・リップ」思い出す。
「人の気も知らないで」は女三人でずっと話してる戯曲だけど、話の転がっていく先が読めなくて面白く見てしまう。遠い先じゃなくて、すぐ先に何が出てくるのかがわからない。これをさせられるから、女性を書くんだろうな。女の人って急に違う話はじめるもんね。

両方とも作家とテキストの関係、作家と世界との関係、テキストと世界との関係のことを考えながら見ました。ややこしくてすみません。おやすみなさい。