甲状腺日記その１

2月13日

風邪がなかなか治らないので近所のお医者さんへ。
熱はないのに、くらくらしてしまって力が入らない。
症状を話して診てもらう。お医者さんから「あれ、甲状腺がはれてるね」と言われる。
「風邪のせいかもしれないけど、一度検査した方がいいね」と。
近所の病院と、東京によく行くならここ、と表参道の病院を紹介してもらう。
「前に診たときにははれてなかったと思うのよねえ」

甲状腺ってあれだよなー、放射能でどうたらって言われてるあれだよなー、
首のところにあるんだよなー、

さわってみると確かに、首の左側に5センチくらい膨らんでいるところがある。
熱はない。痛みもない。
今まで全然気がつかなかった。

家に帰って、その日は寝込む。
次の日、インターネットで「甲状腺」を検索。
甲状腺はのどに蝶ネクタイみたいな形でついているらしい。

甲状腺がはれるのは、「橋本病」、「バセドウ病」、あと腫瘍の場合。
「バセドウ病」は知ってるなぁ。目が出たりするやつ。「ホルモンが過剰分泌されて汗っかきになったり、イライラしたり……」オノマ冷え性だし、それじゃない気がするなぁ。
冷え性なら「橋本病」かな？でも病気っぽい自覚ないなぁ。

腫瘍とはなぜだかまるで思ってなかった。
風邪が治ったら甲状腺を診てくれる医者に行くことにして、あまり気にせず日々を過ごす。