甲状腺日記その4
3月2日(土)
朝早くから病院でCT検査。
CTはじめて入るぜ。わー。ドラマみたい。
で、結果。悪性腫瘍。
ふむ。
きたか。
先生と、母親と、三者でおはなし。
先生の話をざっと要約します。
甲状腺の癌はおとなしい。若いうちはまず悪さをしない。
子供と老人、男性の甲状腺癌はあぶない。死にいたることもある。
でも10代後半~40代の女性は癌のステージが用意されてないくらい死なない。
取ったほうがいい。大きくなるし、後でわるくなるから。
オノマさんの腫瘍はだいぶ大きくなってるから(4センチ)もう十年選手。
つまり高校生のときに癌ができてた。
なるほどなぁ。
放射能は関係なかったか。
10年選手かぁ。
オノマ「最近撫でたりさすったりしているうちに可愛く思えてきたんですよね」
医「(笑)」
4センチあって、人肌温度で、ぷにぷにしてますからね。
「寄生獣」読みたいなぁ。
手術のために、先生に東京の病院を紹介してもらう。
先生「わざわざあそこ行くことないのに」って顔をしている。
ごめんなさい。母の希望なんです。
わたしも「有名病院みてみたい」というミーハーな気持ちがありまして、ええ。
オノマ「切ったらその痕ってどうなりますか?」
医「治り方は人それぞれだからね。残る人もいるし、目立たなくなる人もいる。でも首の下のところをこう(横に)切って、年をとったら皺にまぎれるようにするよ」
CTスキャンと紹介状をいただく。
手術、どのくらい先になるんだろう。